世間のヒロイモノ 【16】
〜枯木譚(佐渡)〜
「其の一」
彼が背負っているのは、
(イ)老いた母
(ロ)可愛い孫
(ハ)漱石「夢十夜・第三夜」の青坊主
(ニ)背負っているのではなく、松の廊下で「もう一太刀」を阻止されているところである。
「其の二」
彼を追っているのは、
(イ)畑を荒らされた村人
(ロ)この辺の山賊
(ハ)パパラッチ
(ニ)追っているのではなく、「もう一太刀」の殿様を寄ってたかって下敷きにしたところである。
山口幹文
2005年7月29日
©2005 Motofumi Yamaguchi
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Comments
これ、おもしろいです!!こんなの見たことない!
絡み合っているのは、木の根っこですか?それとも枝???
佐渡の何ていう山にあったのでしょう?
Posted by: 西の平田屋 | Jul 30, 2005, 6:31:30 PM
>西の平田屋さん
絡み合っているのは木の枝です。
大佐渡山脈の、ドンデン山〜金北山縦走ルートで見つけました。
自然の営みは面白うございます。
Posted by: 幹文 | Aug 4, 2005, 2:26:59 PM